Q&A:よくあるご質問

お客様からのよくある質問をまとめました。

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Q:珈琲豆を保存する方法を教えてください

A:普通に飲みながら保存する場合は蓋のある容器を光のあたらない場所で保存してください。もし、長期間保存する場合(大量に買いすぎた場合など)はZIPLOCなどにいれて冷凍してください。ただし、冷凍したものを使って、冷凍して、使って…を繰り返すと結露で豆が劣化しますので、一度出したら常温のままで使い切ってください。

Q
Q:珈琲は焙煎後何日目が最も美味しいですか?

A:色々な説があります。「3日目が美味しい」とか「10日目が美味しい」とか「20日までは大丈夫だ」とか… 珈琲は嗜好品なので自分が美味しいと思えばどれも正解だと思います。が、私は焙煎後できるだけ新しいものが価値があると思っています。

Q
Q:珈琲に油が浮いている時がありますが、あの油は何ですか?

A:もともと珈琲豆には油分が含まれています(コーヒーオイルと呼ばれます)。なのでフィルターの目が大きいもので抽出すると油が浮きます。まったく問題ありません。

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Q:珈琲を煎れる時に泡が立つのは何故ですか?

A:焙煎後新しい豆は豆の内部に炭酸ガスが溜まっていて、お湯をかけると一気にガスが出てきます。豆が新しい証拠だと思ってください。

Q
Q:浅煎りと深煎りの違いを教えてください

A:浅煎りは果実である珈琲豆が本来持っている特徴が出やすいです。ただ、浅すぎると「青臭さ」が残った状態になる可能性があります。深入りはカラメル化によりコクと苦味が増してきます。深すぎると豆の特徴が消えてしまいます。中間の焙煎を基本とし、その前後の範囲で焙煎したものが美味しく飲める珈琲になります。

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Q:アメリカンコーヒーとは、「薄い珈琲」のことですか?

A:「薄い珈琲」と誤解されがちですが、昔のアメリカでは浅煎りのコーヒーが好まれたようで、それが誤解されてアメリカンコーヒー=イコール薄いという認識になったようです。最近チェーン店でアメリカーノというメニューがあります。これはエスプレッソ抽出した濃いめのものをお湯で薄めたものです。これもまた誤解の要因の一つになっているようですが全くの別物です。ちなみにアメリカンコーヒーは和製英語でアメリカ人には通じません。アメリカーノはイタリア語ですがアメリカ人にも通じます。

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Q:値段が高い珈琲は安い珈琲よりおいしいですか?

A:そんな事はありません。珈琲の価格は需要と供給の関係で決まります。昔からブルーマウンテンやコナコーヒーは(美味しいのは間違いありませんが)生産量が少ないために高級品となっていました。最近ではパナマ産のゲイシャ品種が人気になって高騰しています。逆にブラジルNo.2は安いのに安定したおいしさをキープしています。

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Q:珈琲の飲みすぎは体に悪いと聞きますが、どうなんでしょうか?

A:何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです。常識的な量ならば全く問題ありません。正確には厚労省のホームページに記載がありますので参考にしてください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

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Q:子供が珈琲を飲んでも大丈夫ですか?

A:幼児まではカフェインの感受性が高いようなので飲まない方がよいとされています。小学生以降になると一日一杯程度なら問題ないとされています。厚労省のホームページに記載がありますので参考にしてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

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Q:いつも同じ豆で飲んでいるのですが、毎回味が違う気がします。何故でしょうか?

A:同じ豆でもお湯と豆の比率、お湯の温度、抽出方法や抽出時間、さまざまな要素が味に影響します。また、人間の味覚はいい加減なもので自分の置かれている環境によって同じものを飲んでも違うと感じる事があります。体調の良し悪し、緊張しているかリラックスしているか、飲む空間が広いか狭いか、コーヒーカップのデザイン、ひいては壁の色まで影響してしまいます。

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Q:豆のまま保管して飲む直前に粉にした方が良いと言われますが、何故ですか?

A:珈琲豆は焙煎直後から酸化が進んでいきます。また、粉にすると酸化の進行が早まりますし、香りも抜けて行きます。そういう理由で直前に粉にすることをお勧めしています。

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Q:カップ一杯の珈琲には何グラムくらいの豆を使えば良いですか?

A:カップの大きさにもよりますが、最終的には個人の好み次第です。ただ、標準的な濃さは「豆1gに対してお湯15cc」と言われたりします。これを基準として好みに合わせて行けば良いと思います。

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Q:珈琲を淹れる方法はいくつもありますがどれがおすすめですが?

A:難しい質問です。淹れる方法はそれぞれ特徴があります。簡単に特徴を記します。電動コーヒーメーカー:簡単で安定していて手入れも簡単だが微調整はできない。ハンドドリップ:細かい調整が可能だが、微妙な淹れ方の差で出来上がりが変化しやすい。サイフォン:安定してコクと苦味のある珈琲が淹れられる。半面、手入れが面倒くさいし、割れる危険性もある。フレンチプレス:安定してコクと苦味のある珈琲が淹れられる。フィルターの目が大きいので微粉や油がカップに入ってしまう。などなど…です。最終的にはお好みの味になる方法を選択してください。

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Q:カフェインレスとかデカフェとかいう珈琲豆がありますが、本当にカフェインは入っていないのでしょうか?

A:99%カフェインは除去されているとのことです。カフェインは水に溶けやすく、水を使ってカフェインだけを取り除く方法が取られています。

Q
Q:スペシャルティコーヒーは普通のコーヒーと何が違うのですか?

A:違いは曖昧です。極論をすれば言ったもの勝ちという感じでしょうか。ざっくり言うと、生産者の顔が見える珈琲豆と言えると思います。結果的に値段は高めになります。日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)のホームページをご覧ください。
https://scaj.org/about/specialty-coffee

Q
Q:珈琲を淹れる水はどんな水が良いですか?

A:可能な限り臭いのない軟水が良いと思います。臭いがないのは当然ですが、水の硬度は高すぎない方がベターです。硬度は水1Lに含まれるカルシウムとマグネシウムの量で〇〇〇mg/Lと表されます。硬度が高いと(特に300mg/Lを超えるような硬水)豆の中の成分が十分に溶け出さない可能性があります。硬度100mg/L未満の軟水が珈琲にはあってると思われます。

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